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息子と富士山に登った [家族]

こんにちは、自宅の鍵をなくしてしまい、警察に電話したり大騒ぎした挙句に家で見つかり、カミさんに白い眼で見られたchimamoです。

この前の7月29、30日で小5の息子と二人で富士山に登ってきました。
その顛末記です。

7月29日
朝5時起きして東飯能駅から電車に乗る。
車での移動も考えたけど、ほとんど交通費に差がなかったので渋滞のない電車で行くことに。

前日に子供が作った「お守り」を財布に入れて。
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予報では雨だったけど、途中に晴れ間が見え隠れして、「もしかして予報が外れるんじゃ?」と期待が膨らむ。

10時すぎ、富士急行終点の河口湖駅に到着。

途中の富士山駅で降りれば、スバルライン五合目行きバスの始発に乗れたのだけど、河口湖まで電車で移動することで1本前のバスに乗る。

バスの乗客は殆どが外国人で、一瞬、外国人専用のバスに乗ってしまったかと焦ったくらい。
いやー、外国人観光客が多いとは聞いてたけどこれ程とは。

バスは満員で座れなかったけど、1時間予定を早めたことが懸命な選択だったことが後になって分かる。

11:00
スバルライン5合目に着いてみると、雨こそ降ってないけどガスっていて展望はゼロ。

高地順化もあるし、お腹も減ったので近くのレストラン(食堂?)でラーメンを食す。
はじめは空いてたけど、食べ終わる頃には受付カウンターは長蛇の列。バスを1本早めて正解だったと、心の中でカッツポーズ。

12:00
高地順化が無事に済んだかどうか分からないけど、入山料を払って登山開始!
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が、歩き出してすぐに霧が雨となってカッパを着込む。

13:00
雨が降ったり止んだりの中、6合目に到着。

この辺から森林限界を超えるのか、砂地ばかりの殺風景な景色になる。どのみちガスって何も見えないけど。
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斜度がきつくなってきて、子供が疲れ始めて、立ち止まって休む回数が増える。
とはいえ、大人だけのパーティーを何組も抜いているから決してペースは遅くないはず。

15:00
7合目の山小屋が見えてきた辺りから、岩登りゾーンになって渋滞がちとなる。
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雨が本降りになってきた上に雷まで聞こえてくる。
逃げ場はないし、高い建物もないし、「ゴロゴロ」と聞こえるたび、渋滞の流れが良くなったような・・・。

靴がずぶ濡れになって、気分もすっかり萎えたところで山小屋到着。地獄に仏とは、まさにこの事。
ブロワー(巨大なドライヤー)で雨水を吹き飛ばしてもらってから入館する。

鎌岩館はリニューアルされたばかりで、とっても綺麗。
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二人で1畳の居住スペースは、濡れた荷物を乾かすにはとても十分とはいえないけど、それでも雨に濡れて歩いてきた身には天国に感じた。

「雨に濡れない」
普段なら当たり前のことが、至極ありがたく感じるのも登山の醍醐味か。

濡れたカッパやザックカバーを梁にかける。靴も袋に入れて持って上がるので、靴下と一緒に乾かす。
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1時間くらいして外を見てみたら、山小屋の前が渋滞でみんな立ち止まってる。雨はますます強まっているのに・・・。
早く着いてよかったと、心から思う。
あと、今更に山小屋に駆け込んでカッパを買う人が何人もいて驚く。完全に山を舐めとる。

17:30
晩ご飯のカレーとハンバーグを食す。
味は・・・、山で食べる御飯は何でも最高です!!(褒めてないなぁ)

夕食と同時に明日の朝食も渡される。
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山小屋のお弁当はおにぎり!と、勝手に思ってたけど違った。
手間を考えれば仕方ないか。でもお茶はカフェインレスの麦茶が良いのでは。

因みに、自分たちの行動食はこちら。
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カロリーメイトと、似たようなの。こまめな補給用に、お馴染みの塩羊羹と、栗ようかんをカステでラサンドしたやつ。あと、魚肉ソーセージ。

2日目はこれにビスケットとチョコレートが加わる。
両日とも、少し余るくらいで、ちょうど良い分量だった。

水(お茶、ポカリ含む)は二人で2.5リットル。こちらはギリギリだった。
雨がちだったから良かったけど、晴れてたら全然足りなかっただろう。

まあ、水と食料については、山小屋で補給できるので、高くついても荷物を軽くしたければ、その都度補給しても問題ないと思う。
とは言っても、悪天候だと山小屋に立ち寄るのも億劫になるので、持っていくに越したことはない。早朝は開いてないし。

19:30
20時と聞いてたけども早めの消灯。
蒸し暑さと、ちびちび飲んだブラックコーヒーが効いたのか全然眠れない。

夜が更けるに連れ、雨はますます強くなり、小屋が流されるんじゃないかと不安になるくらい。
予報では明日には止むはずなので、ひたすら信じるのみ。
それにしても蒸し暑い。
寝袋を下に敷いているだけで汗が出てくる。隣の人は寝袋にくるまって寝息を立ててる。信じられん。

24:00くらい
やっと、うとうとしてきた頃、ご来光を頂上で見る予定のグループが活動を開始する。
ビニール袋の音は仕方ないけど、ペットボトルを潰すのは食堂でやってくれ、と心の中で叫ぶ。
雨は少し弱まったけど、相変わらず屋根を叩いてる。
この雨の中、ご来光を求めて出発する人たちって凄い!

気が付けば、寝ている息子がうなされている。さっきまでは静かに寝ていたのに。
息も苦しそうだ。空気が薄いせいか?
蹴飛ばされては敵わないと、とりあえず起こして水を飲ませる。酸素も吸わせておけば良かったとあとで後悔。

30日
3:00
携帯のアラーム(バイブ)で目覚めて行動開始。
うだうだしながら荷物をまとめて食堂におりてコーヒーを頂く。
思ったよりも寒くなく、Tシャツの上に長袖を着てカッパを着込む。
ダウンとかフリースジャケットも持ってきたけど、これなら不要だ。

2日目は親子で地下足袋に履きかえる予定だったのが、息子が足がむくんだのかきつくて入らない!
幸い初日の運動靴が大体乾いてたので、履き続けることにして、自分だけ地下足袋に履き替える。

4:00
予定より30分遅れで鎌岩館を出発。
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幸い雨は霧雨程度まで落ち着く。

斜度のきつい岩場を登って8合目を目指す。
じきに空が明るくなって、ヘッドライトは不要となるけど太陽は見えず。
息子が何度も休憩を訴えるのでペースは上がらず。
それでも抜かれることはほとんどないから、ほかのパーティも同じようなペースなのだろう。

5:15
八合目到着。
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座って一息ついていると、くもの切れ目から青空が見えてくる。
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登っている途中、雲が下に流れたと思ったら雲の切れ目から陽が差す瞬間!
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こういう景色を見てしまうと、また山に登りたくなるんだよね。


6:15
本八合目。
売店の温度計は12度。
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風が吹くと寒いけど、じっとしていなければ、Tシャツとカッパ(上下)で十分。
太陽の光はありがたい。

と、思ったら再び雲の中に。
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雨は降らないけども忙しい天気だ。

9合目にさしかかった辺りから、息子のペースが更におちる。
少し歩いては立ち止まって休む、を繰り返す。見渡せば、周りの登山客もみんな苦しそう。
酸素を吸うと、脚の重いのが少しは楽になるらしい。

他人事に書いてるけど、自分はいたって平気でした。すこし息が荒くなるくらい。
普段からランや自転車でぜーハーしてるから、酸素不足の状況には慣れてるのだろう。

いいペースで抜いていったのも、ご年配ながらロードバイク乗りだったし(レーパンだったからすぐわかった)。

8:30
頂上登頂!

三脚でセルフタイマーで撮ったら、これ以上ないタイミングでお姉さんが通り過ぎる。
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このあと、このお姉さんに撮ってもらいました。
混み合う時は、素直に近くの人にお願いしたほうがよいです。

9合目辺りから晴れ渡って、雲海を見下ろす絶景を楽しむ。

お鉢めぐりは時間と子供の余力がないので省略。

めぐらないけど、お鉢に近づいて写真をとる。
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せっかくなのでと、嫌がる息子を「こち亀」で釣って成就岳まで登る。
試しに駆け上がってみたけど、やっぱり自分は走るほうが楽しい! 
富士登山競走、目指してみよっかな?!
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9:45
下山開始。
砂礫の道をひたすら下っていく。
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団体の登山客がいたので、すこし歩を早めて追い抜くけども、すぐに息子が「靴に石が入った」と立ち止まる。
このための地下足袋たっだのに・・・。

地下足袋は足首周りまで覆うから、こういう砂利道にも強いのだ。

10:30
八合目の下江戸分岐では完全に雲の中。この後は雨も降り出し、最後まで青空を見ることはなかったとさ・・・。
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息子は延々と続く下り坂に嫌気がさし、「まだ着かないの~?」を連発する。

あんまり煩いから、「足を止めて口を動かしても着かないぞ、置いてくぞ!」と怒ってみせるも、更に凹むばかりで逆効果。
発想を替えて、「好きなだけ文句言ってみ。」と好きなだけ弱音を吐き出させたら、すっきりしたみたいで、そのあとは元気になりました(笑)。
ストレスは溜めずに吐き出させたほうがイイのね。

12:05
砂礫道が終わったトコロ。
かなりへばっている我が息子。
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それでも大人のグループに負けていないから大したもんだ。

6合目を過ぎて、登山道と合流して、登山客(我々は下山客か?)とすれ違う。
20人くらいのツアー客が圧倒的に多い。しかも結構多国籍だ。
ガイドさんも大変なことだろう、と他人事ながら心配になってしまった。

12:40
無事にスバルライン5合目に到着!
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6合目の看板の所要時間より10分速い。
昨日よりも雨は強く、視界は悪いけど、出発するグループは多いような。

結構雨に降られたけど、ほとんど染み込んでこなかった地下足袋。
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メッシュのトレランシューズよりは、ずっと雨に強いようだ(当たり前か)。
因みに息子は普段履いている運動靴で二日とも通したけど、下りで砂利が入った以外は全く問題ないようだった(濡れたけど)。

15:41
大月駅で電車を待つ間にビールを買う。
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この500ml缶、電車が来て座れなかったら飲みづらいから、と言い訳して電車が来る前に一人で乾杯!
「電車にして良かった~」と心から思う瞬間。

結局は何とか座れて、「ビール、もう1本買っときゃ良かった~!」と嘆いたけども後の祭り。
今回の山行でもっとも悔やまれた選択であった?!

17:30
東飯能駅着。
こうして長年の「宿題」は何とか無事に終えたのであった。
息子も、「また今度行ってみたい!」と言ってて楽しかったようだし。

こんど、八ヶ岳でもテント山行に連れて行ってみようかな?

まずい、自分のほうが山登りに喜びに再び目覚めてしまったみたい。
遊ぶ時間がもっと欲しいなぁ~!!
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寺坂棚田で田植え [家族]

こんにちは、最近すっかりブログの更新がおやすみだったchimamoです。

6/4の日曜日、名栗元気プラザ主催の稲作体験で、横瀬にある寺坂棚田で田植えをしてきました。

自分は子供時代は田んぼに囲まれて育ったものの、実家は農家でなかったので田植えは初体験。

「子供たちに稲作の体験をさせることで、食べ物のありがたさを実感してくれれば」なんて偉そうなこと言いながら、単に自分がやってみたいだけだったりして。

10時前に寺坂棚田に集合。

武甲山が真正面にドーン!
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午前中は田んでオリエンテーリング。
あぜ道を歩きながら、生き物や植物の観察。

カブトエビなんて初めて見た。カブトガニなら水族館で見たことあるけど。
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背泳ぎ?!
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ウチの実家(三重)の田んぼに、こんなのいたかなぁ?

野外遊びと言えば、草相撲! これが結構燃える!
武甲山をバックに、母娘対決。
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早めの昼食を済ませたら、いよいよ田植え!

ちなみに、我が家の服装は、と言うと、

上から、帽子、長袖、短パン、スパッツ、靴下2重ばき。

となっております。

長靴だと、例え膝上までの長さがあって泥の侵入は防げても、泥から足を引き抜くのにとても苦労してました。
普通の長靴を履いた子供もいたけど、長くつは泥に埋まって、足だけ脱げてどろんこ、結局裸足になってました。

ちなみに、家族の中で自分だけゴム手袋にしたのだけど、軍手と違って、手が汚れにくいので、子供の帽子を直したり、写真を撮ったりと、なにかと便利でした。袖から泥が入ったらしまいですが。

記念すべき(?)、田んぼへの第一歩。
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ズブズブと泥の中に沈み込んでいく感覚は、なんとも例えようがない、けど楽しい!

左手に苗を持ち、横一列に並んで植えていきます。
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一列植えては、後ろに下がり、足あとを馴らしては再び苗を植える、の繰り返し。

気をつけていても泥だらけ。
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ウチの家族は誰も尻餅をつかなかっただけ幸運だったかも。

休憩入れて2時間くらいだったけど、あっという間に時間が過ぎてしまった。

これ、人力だと一人じゃ絶対無理。
人海戦術で足並み揃えてやらないと、いつまでたっても終わらない。

田舎で近所付き合いが大事にされてる理由が少し分かった気がした。

半日頑張って植えた稲たち。愛しいのぉ~。
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次は7月に草取りだって。
今度来た時に、稲がどれだけ育っているか楽しみ~!!

解散後は武甲温泉で汗を流して帰宅。

カミさんは買い換えた新車でプチツーリングを楽しんだのでした。
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室内釣堀 つり大陸 [家族]

あけましておめでとうございます。

年末年始は実家で過ごしました。

初日の出をまともに見たの、初めてかも。
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目出度さにかまけて(⁈)食欲と言う原始欲求に従った結果、飯能に帰ってから体調を崩してしまいました。

これまでは何ともなかったのに・・・。
これが、「歳のせい」というやつでしょうか。

そんな訳で、最近は腹八分目で酒も控え目に過ごしてます。
七草粥は食べませんでしたが。

年明け最初の3連休中日、日高にある室内釣堀、「つり大陸」に息子と二人で行ってきました。
カミさんは「釣った魚を食べられないなら行かない」と娘と留守番。

場所は八高線高麗川駅から歩いて5分くらい。

幸い1台残ってた駐車場に車を駐める。

外観からはここが釣堀とは想像つかない。

でもお店の人に聞いたら営業20年だって!

中は思った以上に広々。

家族連れとカップルで結構な賑わい。
今日みたいな寒くて雨の日に、ちょっと遊ぶにはちょうど良いのだろう。

受け付けでプランを選びお金を払い、釣竿と餌を受け取る。

水槽の水は青色に着色されて濁っているけど、水面下を泳ぐ魚も結構な数。

フナとか金魚を釣るのかと思ったら、全部錦鯉とか!
時々、巨大な鯉も近くに来て驚いた。

隅に陣取って早速糸を垂れる。
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アタリはあっても合わせるのが難しい。

今日一番の大物。
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30cmくらいになると、引きも強くて楽しい。
食べられなくても、釣れれば嬉しいのだ!

釣果は1時間半で10匹ほど。
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天気が悪くて暇な日には良いかも。

他にもスーパーボール、ザリガニ、ドジョウすくいも。
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射的もある。
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5発撃って1発も当たらなかった。

子供も「また行きたい」と、気に入った様子。
小学生のうちは付き合ってくれるかな!?

自作 みかんの育毛剤 [家族]

こんにちは、今朝はガーミンで心拍計をつけて19km走りました。

VO2MAX値が59で、フルマラソンの予想タイムが2時間49分だって。

サブスリーからも程遠い実力ですが、潜在能力を活かしきれてない、という事にしておこう。

さて、昼からはカミさんは用事があって出かけ、子供らは外で遊んでるので自分は留守番です(涙)。

暇なので、なくなりかけた自作育毛剤、「みかんトニック」を作りました。

数年前、気がつけば額からてっぺんにかけての髪の密度が、薄くなった上に、髪の一本一本がヒョロヒョロとモヤシみたい頼りなくなってた。

一気に毛がなくなるのでなくて、ジワジワと薄くなってるところが何とも生殺し状態でいやらしい。

手間は掛けても金かけずにできる事はないかと探して見つけたのがコレ、みかんトニック。

みかん(柑橘類)の皮には育毛効果のある成分ご含まれているのだとか。

用意するのは、乾燥させて冷凍保存してたみかんの皮(100g)。たまに道の駅とかにも売ってます。
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果実酒用のホワイトリカー。
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みかんの皮を密閉容器に入れて、ホワイトリカーで浸す。
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あとは、
冷暗所で保存すること2週間。
これをコーヒーフィルターで濾して、スプレー容器に移したら完成!

使い方は、寝る前に頭全体に軽くスプレーしてマッサージ。

オイルで髪に艶が出るようで、カミさんもお出掛け前に使ったりしてます。
柑橘類のいい香りもするしね。

ネットのレシピでは、みかんの皮とホワイトリカーの割合が1:3くらいなのが多いけど、みかんの皮50gに対してホワイトリカー150gだと全然浸からない。
一体どうやって漬けてるんだ?

ウチのはみかんの皮100gにホワイトリカーを800gくらい使ってます。


で、気になる効果はと言うと、使い出す前は頭頂部から額にかけて、へロへ口と腰も艶もなかった髪が、半年程経って、ずいぶんとしっかりしました(あくまで個人の感想です)。
残念ながら毛髪の密度は変化なし。これからに期待か?!

因みにネットでは「冷蔵庫で保管して2週間で使い切れ」なんて記述もあるけど、常温保存で半年以上経つけどウチのは平気です(多分)。

ー応、光に当てると性質が変化するそうなので遮光用にスプレーボトルに紙は巻いてますが。






カピバラ温泉に行ってきた [家族]

12月6日の日曜日、埼玉県こども動物自然公園に行ってきました。


入口でレッサーパンダ(?)の植木がお出迎え
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11月21日から始まった、カピバラ温泉を見てみたくなったのだ。

飯能からは50分で到着。ドライブとしては物足りないけど仕方ない。休憩なしで行くならこの辺りが子供らには限界かな。

カピバラ温泉が始まって、天気もいいし、かなりの混雑を覚悟して来てみれば、11時前の到着で第一駐車場は3分の2ほどしか埋まってなくて拍子抜け。

自分ほど世間ではカピバラ温泉に盛り上がってないようだ。

温泉といっても源泉かけ流しではなく(当たり前)、湯が張られるのは14時から。
それまでは他の動物を見て楽しむ。

園内は結構な賑わいだけど、敷地が広いから気にならない。
ほとんどはウチみたいな構成の家族連れだ。「こども動物園」なんだから当然か。

最初に見たのは「牛」。
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なんの期待もしていなかったけど、予想以上の癒し効果ですごく楽しかった。

動物園って、珍しい動物を見るのが楽しみの一つだ。
でも、のんびりと過ごす草食動物(牛・馬・ヤギなど)を眺めてると、なんとも気持ちが安らいでくる。

動物園って子供が楽しむ所と思ってたけど、忙しい大人こそ訪れる場所かも知れない。
混んでるところは嫌だけど。

時間ギリギリで間に合って、生まれて初めて乳搾りも体験する。
牛のお乳って、「ピュー!」って勢いよく出るんだ。 でも、1回の量は少ないからコップ1杯絞ろうと思ったら大変だ。

その後に、レッサーパンダやプレーリードッグを見て更に癒されまくる。
ま、癒しが必要なほどに疲れてなんていないんですけどね、それでも癒された気分になるのはいいもんだ。

ペンギンヒルズでは、敷地内をペンギンが自由に歩き回っている、はずだったけど、ほとんどが一箇所に固まって動かない。
餌やりの時間が近づいて、みんな集まってきているのか?
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餌やりチケット売り場で人が並び出すと、ペンギンたちも「お、餌の時間が近いぞ!」と、集まりだすのかも。

餌やりに興味のない自分たちは、ペンギンヒルズを後にする。
ペンギンヒルズからカピバラ温泉のあるピクニック広場までは結構な距離があり、園内バスに乗って移動する。

園内バスがあって本当に良かった。敷地が山なので、広い上にアップダウンがあるから、徒歩だけでは子供の足には結構きついと思う。
未舗装の枝道も多いし、ランニングの練習にはもってこいなんだけどなあ。

まだ少し温泉には時間があったので、子供らはアスレチックランドで遊ぶ。

14時になってカピバラ・ワラビー広場に行くと、唯一ここだけは混雑している。みんな目当ては温泉に入るカピバラだ。
同居しているワラビーたちは無視されていて、寂しそうに見えたのは気のせい?

初めて見るカピバラは、思っていた以上にデカくて驚く。大きいので70kgあるのだとか。これでネズミの仲間って、嘘みたい。

まだ湯船にはお湯を溜めだしたところで、温泉といっても足湯くらい。
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一匹はひたすら打たせ湯。微動だにせず、気持ちよさそう
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見頃は、お湯がしっかり溜まった15時すぎあたりか。
16時を回ると、餌の時間になって、みんな温泉から上がってしまうらしい。

肩まで浸かるところを見たかったけど、14時を過ぎて急に冷え込んできて、寒いのでカピバラ温泉を後にする。

足湯に浸かって暖を取りながら間近で見るのが上級者の楽しみ方かも(500円で特製タオル付き)。
見てる自分も周りから見られるけどね。

体が冷えてしまったので、食堂で天ぷらそばを食べる。
なんか懐かしい味だと思ったら、子供の頃に「ドライブイン」で食べたそばの味だ。冷えた体にとても美味しかった。

体が十分に温まったら、歩いて入口ゲートまで戻る。

途中に「こどもの城」というのがあって、子供が行きたがったけども、時間がないのと、アプローチの急坂を見て次回のお楽しみとする。

締めにシマウマとキリンを見学。

紅葉が色づいていて、キリンとのコントラストが綺麗。ほとんど人がおらず、貸切状態で見学する。
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間近で見るキリンはでかい、足が、首が長い。知っていても、実際に見るとやっぱり説得力(?)が違う。

「キリンって、前足でライオンを蹴り殺せるんだよ」と、息子が「危険生物大百科」から得た知識を披露してくれる。
確かに、あれだけ長い足で蹴られたら、ライオンだってひとたまりもなさそうだ。

駐車場に着いたのが16時くらいだったけど、第一駐車場は満車で、臨時スペースまで車がとまってた。
どうやら自分らが着いた後から混みだしたみたいだ。
14時からのカピパラ温泉に合わせて人が増えたのだろうか?

まだ見ていない動物も結構いるみたいだし、また来ようと思う。
埼玉こども自然公園、面白いぞ。 入園料も安いし。

帰りに長澤酒造によって、にごり酒を購入。
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見た目から甘めの味を予想してたけど、甘さは控えめでさっぱりしていて飲みやすい。
シュワシュワと発泡していて最初は吹き出してしまった。

カミさんと二人で「美味しい!」といいながら2日で飲みきる。

4合ビンなら、いつものことか。

我が家に車がやって来た! [家族]

すっかりブログ更新がご無沙汰していたchimamoです。

これまでキャンプやドライブにはレンタカーを使っていた我が家ですが、とうとう車を購入しました。

新しい相棒となったのは、

スバル レガシィツーリングワゴン2.0R
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11年落ち、走行距離7万5千キロと低年式で距離もそれなりですが、外観・内装ともとっても綺麗。
前のオーナーさんが大切に扱っていたらしく、金属製ステップガードの保護フィルムがそのまま残ってた!
当然、納車してすぐに剥がしましたが(^^;)。

これで車検整備付きで、KLX250の本体価格より安いんだもんなぁ。

横から見てもグッド
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ハイオク仕様で高燃費、何かとランニングコストが割高なのが玉に瑕、それが安さの理由かも。

でも、レジャー目的で月に1回か2回しか使わないのなら、それほど維持費も掛からないはず、と前向きに考えた訳です。
水平対向エンジンを運転してみたかったし。

10月末に納車して、文化の日に早速ドライブに行ってきました。

高速道路を使って渋川伊香保ICまで。

ノンターボだけど普通に走る分には十分すぎるパワーで、高速もラクチン。
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レガシィBP5の初期型はサスペンションが固めと聞いていたけど、特に気にならず。
いつもなら走り出してすぐに車酔を起こす娘が、車の中でおにぎりを食べてるくらい。

12年製のブリザックを履いているけど、仕事で乗るサマータイヤ仕様の軽自動車よりずっと静か。
スタッドレスだけどタイヤが柔らかい感じも全然しないし。

渋川伊香保ICを下りて目指したのは・・・。

箱島湧水
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一日3万トン(!)の湧水量は、まるで湧水というよりも噴水みたい。
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駐車場にて。桜の咲く頃にまた来たいなあ。
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湧水近くの釣り堀でニジマス釣り
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時間制限なし、目方釣り(釣った魚の重さで料金が決まる)にしたら大漁!
1時間で21匹も釣れました。

湧水で育ったせいか、刺身にしても全く臭みがなくて美味しい!
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麺がほうとうよりも太い望郷うどんも絶品!
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満腹になったら、根古屋城温泉でまったり。
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古い建物が味を出していて、なんとも落ち着く温泉でした。
駐車場からの眺めが素晴らしい!(1枚目の写真)

湧水、釣堀、温泉と、全部車で5分以内のエリアに収まってる。
我が家の定番コースがまた一つできました。

約200km走って燃費は12.9km/l。
ほとんどが高速道路だったとはいえ、追い越しも結構して、渋滞にもハマった。
それでこの燃費なら、悪くないはず(レガシィとしては)。タイヤもスタッドレスだし。

次はどこへ行こうかな。

巾着田の曼珠沙華2015 [家族]

今年も彼岸花の季節がやってきました。

大型連休だからと言って、別段代わり映えのない我が家。

東飯能から一駅で行ける巾着田は絶好のお出かけポイント。

入り口では稲刈りの真っ最中。
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まずは売店の団子で腹ごしらえと、花より団子の我が家。

入場料300円を払って入ります。

上流エリアはいまが見頃みたい。
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飯能に越してきてから毎年来てるけどあきないなあ。
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上流エリアを抜けたら屋台でお昼ご飯を買います。

キムチたっぷりの高麗鍋
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特徴がよく分からん高麗焼きそば
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息子が、13時から友達と遊ぶ約束をしてるので、食べたら帰ります。

カミさんのスマホで撮影する娘
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コスモスはまだ早いみたい。
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こうやって家族みんなで来れるのは今の内かな〜。

稲刈り終わってました。
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家族で行く九州ツーリング その4 [家族]

何かと忙しく、いつまで経ってもG.Wの記事が終わりそうにないので、駆け足で・・・。

5月4日、快晴。
「DS250が大きい」というカミさんとバイクを取っ替えて出発。

まずは臼杵の街へ。
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偶然にもボランティアガイドの方が案内して下さり、「見る」だけでなく「識る」こともできました。
歴史好きの自分にとっては貴重な経験になりました。
ガイドさん「この辺はまだ新しくて、出来て400年くらいになります」
だって。

お次は臼杵の大仏
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オヤジに触発されたとは言え、念願の国宝の大仏にご対面。
平安から鎌倉にかけて、京都の仏師が招かれて掘ったとか。
今に残っているのもすごいけど、京都から九州までやってきた仏師って凄いと思った。
飛行機でひとっ飛びの今とは全然違うものね。情熱があってこそなんだろうね。

ここの食堂で、気にってた「やせうま」を食す。
厚めのきしめん樣のものに、砂糖ときな粉をまぶした、甘いおやつだった。

なんでも昔々、高貴だけど貧しい暮らしのお姫様に「やせ」という乳母が小麦粉を使ったお菓子を出したら、お姫様が「やせ、うま(い)」と言ってたいそう喜んだのが始まりだとか。

シンプルだけど美味しかった。別府のコンビニにも売っていて、買っておけば良かった。

原尻の滝
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三重町に戻って、原尻の滝へ。
なんというか、スケールがでかい。

吊り橋もかかっていて、へっぴり腰の娘。これで「吊り橋效果」もバッチリ?!
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原尻の滝の先は、大観峰を目指して途中からやまなみハイウェイを走る。

自分のバイク人生の中で、走っていて一番気持ちよかったかも。
最高の天気、最高の道、交通量(ほとんど)なし。これ以上の条件ってないよね。

ハイウェイというだけあって(?)、結構寒い。
インナーを取り外した冬ジャケットは隙間だらけで保温性ゼロ。下には長袖Tシャツしか着てなくて辛かった。

夕暮れに大観峰に到着。カミさんと2ショット
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ゲートの締まる15分駐車場は満車状態。
と思ったら、翌日の昼前に通ったら、ゲートのずっと前から渋滞してた。
日暮れ前で良かった。 

この日は阿蘇くじゅう高原ユースに宿泊。

行き過ぎて偶然見つけた絶景。
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下は草原のキャンプ場で、とっても気持ち良さそう!
今度はキャンプツーリングでも来てみたい!

5月5日
この日も天気は最高!

早起きして、ランニング。
適当に走った牧場地が最高!
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「気持ちいいー!」と調子にのって走ったけど、基本は下りなので帰りは辛かった・・・。


その後、バイク組は別行動してラピュタの道へ。

昨日よりは交通量は多いけど、要所いがいはガラガラ。
すれ違うライダーもテンションが高く、ピースサインを何度も交わした。

「気持ちいー!」
昨日と今日とで、いったい何回叫んだだろう。

ラピュタの道にて
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下ってみると、上からは見られない景色にであう。
もはや言葉もでない・・・。
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このあと、両親の車と合流して大分のYSPまで走り、九州バイクツーリングの幕は閉じたのでした。

楽しかった~!!

家族で行く九州ツーリング その3(別府から三重町、またはVTR250インプレ) [家族]

昨日は九州上陸初日の興奮で(?)飲みすぎ、予定よりも30分遅れて6時にランニングに出発。

温泉街を下りきったら、そこは海。

山と海の境がない!

海岸の走ったら、ひたすら上って宿に戻る。

「いいトレーニングにはなるけど、変化に乏しいなあ。」

登りも下りも、トレイルもある飯能はやっぱりいいなあ、と地元の良さを再確認しながら走る。

宿に近づき、もう少し走ろうかと思ったら雨が降り出してくる。
8時頃はすっかり本降りになり、止む気配はない。

「なんでや。予報では10時過ぎから雨やったのに・・・。」

そう、今日は雨予報。バイクの移動は最小限にとどめ、別府温泉を楽しむことに。

旅館 喜楽さんの好意で車を駐車場に置かせてもらい、傘まで貸してもらう。
ホント、お世話になりました。

宿も良かったけど、スタッフの皆さんが親切でとっても快適に過ごさせてもらいました。

別府温泉で観光といえば「地獄めぐり」。

ワニ地獄は想像以上に迫力満点。 巨大なワニの姿は問答無用の威圧感がある。

迫力満点のエサやりの時間。 スタッフが食べられそうで怖かった!
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しかしながら、なにやら息子が意気消沈。すっかりやる気をなくしている。

理由を聞くと「靴が濡れて気持ち悪い。歩きたくない」

水たまりでも気にせず歩いてくアンタが悪いんや、と、引きずるように次の「かまど地獄」へ。

足湯に浸かって精神力回復!
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そのあとも、温泉入ってご飯食べてと別府温泉を楽しんだので、YSP大分に着いたのは16時。

YSP大分は、2階建ての広くておしゃれなショップだった。
バイクだけでなく、ヘルメットやジャケットなどの品揃えも豊富だ。

一通りの説明を受け、これまた広いトイレで着替えさせてもらったら、VTR250に跨って出発!

出発前に一枚。 体に比べてバイクが小さいか・・・。
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VTR250、いっぺん乗ってみたかった。VT250とかゼルビスから引き継がれる伝統あるVツインエンジンだ(多分)。

「ステップ位置が独特なんです。」との店員さんの説明通り、意識せずに足を下ろすとステップが「無い」。

スタンダードなネイキッドの割にはステップ位置が結構後ろな気がする。
でも、ステップに土踏まずを乗せると、なんとも膝の収まりが悪い。

DS250に乗って、やたらと発進に手こずるカミさんの後に続いて発進する。

車体は軽いし、トルクもそれなりにあって扱いやすそう、そう思いながらシフトアップしてスピードを上げる。

が、

「ううっ、しんどい。」

腰上からハンドルまでは問題ないのに、腰から下が窮屈でしょうがない。
小柄な女性にも乗れるバイクなんだから、大柄な自分には小さく感じるのは仕方ないか。

しばらく悪戦苦闘するけど、KLX250と同じようにステップに爪先を乗せることで解決する。
カミさんは低速トルクが薄いのとクラッチミートが遠いのに苦戦しているみたいだ。

混んだのは市内だけで、その先は交通量も減って快適なツーリングとなる。雨も止んできた。

「このバイク、いいかも!」

自分に最適なポジションを見つけたあとは、快適そのもの。

パワーこそないけど、ミュインミュインとモーターのように吹け上がるエンジンは流石ホンダだ。
この、抵抗感なく気持ちよく吹け上がるエンジンフィーリングがホンダの持ち味なんだろう。

ま、自分はゴリゴリした吹け上がりのカワサキが好きですが。

回転を上げればしっかり加速するし、車体が軽いからコントロールもしやすいしブレーキもよく効く。
「うーん、拘らなければバイクって250ccで十分だよね。」
「これで十分!」と、バリオスで日本中をツーリングした友人の言葉が分かった気がする。

構えずに乗れるということは、それだけ疲れないという事。VTR250、いいバイクだ。

KLX250を初めて乗った時は、新車で初めてのオフ車ということもあったけど、もっと疲れたなあ。

カミさんも慣れてきたみたいで、「重心が低いからコーナーが怖くない!」と楽しんでる。
発進が辛いのは変わらないみたいだけど。

コンビニで休憩
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2日目の宿、「ますの井」。
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ビジネスホテルながら合宿にも使われるらしく、何台もある洗濯機と乾燥機は無料!
長期旅行者には嬉しい設備だ。
スタッフの皆さんも親切で快適に過ごせました。

続く

家族で行く九州ツーリング その2(熊野磨崖仏~別府鉄輪温泉) [家族]

熊野磨崖仏のある豊後高田までの道のりは、ひたすら驚きと感動が続いた。

まず、車がいない。前にも後ろにもいない、対向車すらほとんどいない。
「まだGWに入ってなかった? 自分たち、日付を間違えた?」と、不安を覚えるくらいに人の気配がない。
道は緩やかにアップダウンとカーブを繰り返し、「この道をバイクで走りたい!」と、何度口にしたことか。

道は川沿いを走り、周囲は山に囲まれている、と言うと国道299号の景色と変わらないのだけど、全く違う。

山や川や、その間に広がる大地が、それぞれが悠々と構えている。そんな景色がいつまでも続くのだ。
これを見て感動せずにいられようか、いや、いられない。

空までが、本州で見るよりも広く深く見える。

この景色に比べると、埼玉のそれは限られた空間を山や川が奪い合っているいるような感じだ。

九州男児という言葉が生まれた理由が分かった気がした。

走り出して早々、すっかり九州の虜になってしまった。

感動冷めやらぬまま、熊野磨崖仏の駐車場に到着。

自分らの盛り上がり的には満車も覚悟したけど、これまでの道すがら同様、止まっている車はまばらだ。
神戸とか名古屋とかのナンバーの車と九州ナンバーの車が数台。ハーレーも一台止まっている。

どうやら、GWにわざわざ磨崖仏を見に来るのは世間一般的には相当な物好きのようだ。
重要文化財なんだけどなあ。

受付で拝観料を払って石段を上がっていく。
看板の字体が軽いなあ・・・。国の重要文化財とは思えんぞ。
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駐車場に止まっていたハーレーの持ち主と思しき、50代くらいの男性が、ものすごく辛そうに下ってくる。

受付に「高齢者や体調の優れない人は登らないでください。云々」と看板で警告していたのは脅しじゃないなと、納得する。
鬼が一夜で築いたというだけあって、人には優しくないのだ。


手すりこそあるけども、「バリアフリー? 何それ?」という道のりだ。
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石段を上がっていくと、左手に開けた場所があり、唐突に2体の磨崖仏が鎮座している。

ユーモラスな表情の不動明王。
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「い~んだよ~」と、某発泡酒のCMのように語りかけているようで、ご対面していると和やかな気持ちになってくる。

対する大日如来は、なんとも容赦ない感じ。
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「おまえ、それでええのんか?」と、自身の未熟さや甘さを問い詰められてるような気分になってくる。
でも「あかんやろ」と、全否定ではなく、あくまで問いかけてくる感じなのが仏の情けか。

初日の宿は、別府鉄輪温泉 旅館「喜楽」。

鉄輪温泉のほぼ中心にあって、こじんまりとした趣のある旅館だ。
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風呂は内湯と外湯があって、時間によって男女が分けられている。

着いた時は外湯が男湯になっていて、親父・自分・息子と3代で温泉に浸かる。

駐車場脇にある外湯は当然ながら露天風呂。

屋根の張り出しと紅葉が茂っているので開放感は少ないけど、落ち着いて趣がある。

お湯は透明に近く、匂いはあまりしない。少しヌルッとした感じがあって舐めるとしょっぱい。

奥には砂風呂と蒸し風呂もあり、どちらも地熱を利用したものだ(多分)。

砂風呂は備え付けの浴衣を着て(裸でも良い)、穴を掘った砂の上に寝っ転がるのだけど、これがまた熱い!

でも熱いのを我慢して横になっていると、慣れてきて段々に気持ちよくなってくるから不思議だ。

息子は「熱い!」とすぐに飛び出し、オヤジと二人で砂風呂に横たわる。

他愛のない会話をしながら15分は横になってたかな。

オヤジとこんなに長い時間を二人で喋ったのなんて何年ぶりだろう。自分が二十歳を過ぎてからは初めてかもしれない。

自分が今のオヤジと同じくらいの年になった時に、息子と砂蒸し風呂に並んで入ったらどんな会話をするんだろう。

やっぱり他愛のない会話を繰り広げるんだろうなあ。

温泉で深刻な話は似合わないもんね。

続く